クロスインデックスの通訳・翻訳コーディネーターの雑感
文語的なドイツ語校正
[2010/07/01]
ドイツ語の校正のお仕事を受託する場合は、文語表現に注意を払う必要があります。特にドイツ語の学術論文は今でも、難解な言い回しや格調の高い文語表現を好んで用いて執筆される傾向があります。
英語の仮定法に近い接続法にはT式、U式があり、接続法T式を使用するとより文語的とされます。また、過去の記述に関しては、単純な過去形ではなく、完了形を用いることでより文語的な表現ができるとされます。
しかし、ネイティブのドイツ語校正者でなければ、文語、口語の細かいニュアンスを使い分けるのは難しいでしょう。
クロスインデックスには、ドイツ、オーストリア、スイス出身のドイツ語ネイティブスタッフが多数登録していますので、文語表現に相応しいドイツ語文章校正が可能です。
(J.M.より)
ドイツ語添削
[2010/06/29]
言葉は文化とよく言われる通り、言語はやはり意思疎通の単なる道具ではなく、土地ごとに違う風土、習慣を反映したものです。ドイツ語添削の現場でも、言語を通信手段としてではなく文化として捉えるアプローチは非常に大事です。
例えばドイツ語に翻訳された日本語の時候の挨拶を添削する場合、日本語に親しみのないドイツ語ネイティブチェッカーが作業にあたると、その挨拶文が丸ごと不要と判断されたり、あるいは非常に気象学的で機械的な印象を与える文章に添削されてしまったりする可能性があります。
ドイツ語添削は、書かれた文書をドイツ語の常識で縛ってしまうのではなく、著者の意思を十分に汲んで、ドイツ人の感性であれば著者の言い表そうとしていることをドイツ語でどう表現するかということを考えながら必要な修正を加えていくという繊細な作業と言えるでしょう。
(A.K.より)
(K.M.より)
クロスインデックスの通訳・翻訳コーディネーターの雑感記事一覧
|